マリオットポイントから交換したカタール航空のマイルで、世界一のビジネスクラスと評されるQsuiteに夫婦で搭乗してきました♡
Qスイートはビジネスクラスで世界初のドア付き個室やダブルベッドを導入、国際的な航空輸送評価機関であるスカイトラックス社が発表する「ワールド・ベスト・ビジネスクラス」に6年連続で選出されています。
プライベート感たっぷりでもやはファーストクラスのシートは勿論、アメニティはディプティックでラグジュアリー、機内食は豪華で美味しく、終始楽しすぎた空の旅でした。
しかもカタール航空はそもそも燃油サーチャージが無料なのも魅力的:）
本記事ではカタール航空 成田→ドーハQR807便ビジネスクラスQスイートの座席とダブルベッド、アメニティ、機内食、かかったマイルと費用をまとめます。
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カタール航空Qスイート成田→ドーハQR807便搭乗記
02:24あたりからQスイートの搭乗レビューです。世界最高峰のビジネスクラス、まるでファーストクラスなQsuiteでの空の旅をぜひお楽しみ下さい：）
フライト情報
| 便名 | QR807 |
| 機材 | エアバスA350-1000 |
| フライトスケジュール | 22時30分 東京/成田発 4時5分 ドーハ着 11時間35分 |
11時間半も世界一のビジネスクラスを楽しめて、最高のフライトでした:）
成田空港第2ターミナルのサクララウンジを利用
カタール航空はJALと同じアライアンス「ワンワールド」に加盟しています。
成田空港にカタール航空のラウンジはない為、ビジネスクラスの搭乗者はJALのサクララウンジをご案内下さいます。
営業時間が短い為このフライトでは時間外でしたが、同じワンワールドのキャセイパシフィック航空「キャセイパシフィック・ラウンジ」も成田にあり、特にアナウンスはありませんが利用可能です。
空港ラウンジで提供されるカレーは、やっぱりJALカレーが一番美味しいと思うんですよね、大好きです。
我が家はJALの牛丼もかなりお気に入り。
せっかくQスイートに乗るので機内食を楽しめるよう、食べ過ぎないように注意しながら旦那さんとシェア。
長時間フライトの前なので、シャワーも浴びてスッキリしておきました。
マッサージチェアがルピナスになってました。
ヤバいくらい気持ち良かった、頭痛持ちの私は本気で欲しい物の1つ。
成田空港国際線JALサクララウンジについてはこちらで詳しくレポートしています。
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Qsuite導入のビジネスクラスの探し方
憧れのQスイートはカタール航空のビジネスクラス全てではなく、一部機材のみとなっています。
カテゴリー的にはビジネスクラスなので必要マイル数は変わりません。
となると、そりゃ尚更Qスイートが良いですよね。
私が搭乗したA350-1000は本記事執筆時点では全てQスイートのようですが、他の機材では導入されてるのもとされていないものが混ざっているそう。
ではどうやってビジネスクラスがQスイートかを見分けるかと言うと、カタール航空のHPで検索すれば分かります。
該当便にはQsuiteと表記されますので分かりやすいですね。
巻末にまとめますが、カタール航空はJALマイル提携社特典航空券でも予約可能。
Qsuiteを探す際に活用出来るテクニックです♡
ですが留意点が1つ。カタール航空は頻繁に機材変更するので、Qスイートの便が取れてもギリギリにならないと安心出来ない、というスリルが付きものなんです。
実は我が家も最初は普通のビジネスクラスだったんですが、機材変更があってQスイートになったラッキーパターン:）
他の航空会社でもよくある事で、こればっかりは運もありますよね。
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Qsuite A350-1000機材
飛行機のおすすめの座席がわかるシートグルーについてはこちら。
A350-1000はエコノミークラス281席に対し、ビジネスクラスは46席と結構多い印象。
Qスイートはシートの広さを確保する工夫がなされていて、奇数列は進行方向に対して逆向き、偶数列は進行方向となっています。
中央の後ろ向き席は隣との距離がとっても近いですよね。しかもダブルベッドになっちゃいます！
さらに中央席は前後とのパーテーションも下げられ、なんと4人のプライベート感のある空間を作る事も出来るんです！
ご家族での旅行や、出張時には機上でビジネスミーティングも可能。ただただ凄い。
お食事後、みなさんがドアを閉めた状態のQスイートはカッコよかったです、本当。
シグネチャーカラーのバーガンディーまたはピンクでしょうか、照明がラグジュアリー感を一層引き立てていました。
カタール航空の国際線はWi-Fiが1時間無料で利用可能なのも嬉しい。
Qスイートはおトイレもゆったり。
アメニティがフランスのDiptyque （ディプティック）なのが流石ですよね。
ディプティックて航空会社が採用しているアメニティでも高価なんですって、アベレッジの2倍ほどとの噂も。
ハンドクリームだけでなく、フェイシャルウォーターまでも。
機内の乾燥は凄いですから、あるととっても嬉しい。
引き出しを開けると。
歯磨きセットが常備されていました。
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カタール航空Qスイート座席
私たちの座席はダブルベッドに出来る後ろ向きの中央シート、9E、9Fにしました。
1週間程前まで結構ガラガラだったんです、カタール航空はビジネスクラスに割とお安くアップグレード出来るそうで、当日は満席でした！
見た瞬間、広い！という印象。
シートのドアと個室型のシェル。ゆったりとしたプライベート感ある特別な空間です:）
この中央のパーテーションを下げると2人の空間に。
カタール航空のシグネチャーカラーであるバーガンディーとグレーがアクセントの、なんとも高級感のある個室シートですよね。
こちらは私たちの後ろの10列。
パーテーションがあるので座っていると通常は全く見えませんが、下げると4人の空間が出来上がるという、びっくり豪華な設計です。
大きなモニターは機内エンターテイメントシステム「Oryx One」や、世界初の同時に2つのプログラムを楽しめるデュアルスクリーンを搭載。
メインスクリーンで映画鑑賞をしつつ。
手元のディバイスではゲームを楽しむ、なんて事が可能。
電源ポートにはUSB、HDMI、NFCが備わっています。
シートの横にちょっとした荷物などが置けるスペースがあるんですが、開けると収納になっていました。
コスメポーチなどをしまうのに便利でした。
予めミネラルウォーターも用意されていました。
中央のパーテーションを下げるとこんな感じで、お隣との距離が本当に近かったです。
お子さん連れにも最適だし、Qスイートで新婚旅行も最高だと思います。
ちなみにパーテーションは仕掛けがあって自分では下げられず、CAさんにお願いします。
下げるとパーテーション部分にパッドを敷いて下さいました。
フルフラットになるシート。中央の後ろ向きの席のみダブルベッドに出来ます。
食後に歯を磨いている間にベッドメイクして下さいました。
もうこれは飛ぶホテルですよね、ぐっすり眠れました:）
Qスイート後ろ向きシートの乗り心地
後ろ向きで飛行機なんて乗った事がないから、どうかと思ったんですが。
体感的に全く違和感なしでした。
進行方向と逆向きで飛行機に乗るのが不安で迷ってる方がいたら、全然普通だったので気にしないで大丈夫だと思います:)
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アメニティ
レタードのミニクッションはお持ち帰りも可能でした。
欲しい方はぜひCAさんに聞いてみて下さい、どうぞと言ってもらえると思います。
お持ち帰り出来るディプティックのボックスの中にはボディーローション、フェイスクリーム、リップバーム、オードトワレ、ソックスと耳栓も入っていました。
歯磨きセットは配られませんが、おトイレに常備されていました。
旦那さんのはサンジェルマン大通り34番地、私のはローズのオードトワレでした。
おそらく男性用と女性用が用意されているよう、流石ですよね。
サンジェルマン大通り34番地はディプティックのブティックがある場所。その象徴的な名のコレクションでウッディな香りです。
ディプティックは個人的にもとても馴染みがあって、独身時代にPRの仕事をしていた際、光栄な事に当時日本で最も活躍されていたデザイナーの1人である方のブランドを担当させて頂いた事があり。
その方ディレクションのセレクトショップでいち早くキャンドルを取り扱ってまして、勤めていた会社でお安く購入出来ました。
まだ日本ではあまり取り扱いがなく、ユニセックスで嫌味のないパリの香りは同僚にも非常に人気で、みんな持ってましたね。
我が家にもキャンドルやボディクリーム、クローゼット用に香りのオーバルなどたくさんのプロダクトがあり、大好きなブランドです:）
ヘッドホンはノイズキャンセリングでした。
イギリス発ホームウェアブランド「The White Company(ザホワイトカンパニー)」のラウンジウェアとスリッパが入っていました。
薄手で優しい肌触りのパジャマはお持ち帰り可能。
キーネックで首元が苦しくなくて良いですね:)
Sサイズをご用意下さってましたが、大きくなくキツくもなく、丁度良いサイズ感でした。
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カタール航空Qスイート機内食
ウェルカムドリンク
シグネチャードリンク レモンミント
ウェルカムドリンクはソフトドリンクからチョイスでした。
この時頂いたレモンミントのジュースが爽やかで非常に美味しくて、すっかり虜に♡
その後のカタール航空のラウンジでもよく頂きました。
メニュー
豪華で美味しいと評判で、楽しみにしていた機内食。
カタール航空の機内食のドリンクメニューは便と月で変わるようです。参考までに搭乗時のQスイートのものを載せておきます。日本語表記はありませんでした。
日本発着便のフードメニューは日本語表記もあるみたい。
アラカルト
離陸して程なくすると、機内食サービスが始まりました。
アラカルからコースを仕上げていく感じです。
まずはドリンク。ビジネスクラスといったらやっぱりシャンパンですよね:）
私はロゼにしました。甘くなくてお食事の邪魔をしない飲み心地。
もはやファーストクラスさながらの、本格的なテーブルセッティング。キャンドルまでご用意下さいます。
アーティサンブレッドはデフォルトでご用意下さるみたい。
モンテヴィビアーノのオイルでパンを食べると美味しいとお勧め下さいました。
旦那さんはバルサミコ酢、私はCAさんおすすめのトマトチリ。
エビとアボカドのアミューズ
デフォルトでサーブされていました。
エビがぷりぷりで、いきなりとっても美味しかったです♡
スープ
スイートコーン
ビジネスクラスやファーストクラスのスープって絶品な印象があるので、迷わずチョイス。
コクがあって、旨みがギュッと詰まっていて、期待を裏切らないお味でした。
アペタイザー
ローストビーフとワサビポン酢
日本人が食べても大満足のお味だと思いました。とっても美味しかったです。
ワインも素敵なラインナップで旦那さんが幸せそう。
メイン
ほうれん草とチーズのラヴィオリ
旦那さんチョイス。マレーシア航空のビジネスクラスで頂いたカネロニパスタが気に入ったとのことで、試してみたそう。
全体的に薄めの味付けなんですが、思ったよりは普通だったみたいですが、私が頂いたら美味しかったです。
私はノンアルコールスパークリングを。
アルコールを飲まない方が楽しめる、甘ったらしくない、富裕層むけの「ラグジュアリーな泡」というコンセプトで創られたそう。結構なお値段で驚きですよ。
自分では知らなかった素敵なものに出会えるのも、ビジネスクラスやファーストクラスの醍醐味ですよね。
メイン
牛フィレ肉のグリル、ハーブソース添え
ステーキよりはビーフシチューのお肉みたいな食感。
柔らかくてソースも美味しくて、満足感の高いメニューだと思います。
アイスカフェラテ
デザート
抹茶チーズケーキ、あずき添え
和スイーツ好きの旦那さんは迷わずこれ。間違いない美味しさでした。
デザート
グルメアイスクリーム
アイスを見たら絶対食べたくなる私:）
こんな素敵なプレゼンテーションとは、さすがのQスイートです。
アイスだけでも、チーズケーキに乗せてみたりと、たっぷり堪能しました。
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軽食
快適なフルフラットのダブルベッドで爆睡していたら、あっという間に到着前の機内食の時間。
オレンジジュース
フルーツ
オレンジシューズが抜群に美味しかったです。
パンもサーブ下さいます。
軽食
鶏チャーシューラーメン
旦那さんは軽食からラーメンをチョイス。
日本のコッテリとしたのとはまた違って、優しい出汁にほっこりするお味でした。
朝食メイン
バターミルクパンケーキとブルーベリーのクーリ
どこぞのパンケーキ屋さんかと思う、素敵なビジュアル。
軽やかで美味しかったです、全女子＆パンケーキ好きにお勧めしたい、絶対コレ。
これでビジネスクラスの機内食ですよ、ファーストクラスじゃないんです。カタール航空の素晴らしさを実感！
お土産
スイスのチョコレート「レダラッハ（Laderach）」。
日本では青山店が閉店してしまい入手困難ですから、好きな方には涙ものですね。
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カタール航空Qスイート世界最高峰のビジネスクラス搭乗記とドーハ到着ラウンジのVlogはYouTubeで公開中
コメントや高評価、いつもありがとうございます:)励みになります。
まるでファーストクラスなカタール航空Qスイートのドア付き個室シートやダブルベッド、機内食、ディプティックのアメニティ。 ドーハは乗換需要が高く日本にはあまり情報がないファーストとビジネスクラス専用ラウンジ付きの豪華イミグレ＆到着ラウンジもギュッと動画にしました。ぜひご覧ください:）
マイルでカタール航空Qスイートを予約
上述通り、カタール航空はJALマイルの提携社特典航空券でも予約可能でとてもお勧めです！
実際に私も復路のカタール航空A380ファーストクラスはJALマイルで予約しました。
一般企業に勤めていてコロナ自粛明けは非常に忙しい主人的にGW中じゃないと駄目だったんですが、往路のQスイートは日程的にJALマイルで取れず。
カタール航空直接の特典航空券ならば予約可能でした。
そんな時に頼れるのが約40社のマイルに高レートで交換でき、交換ポイントに上限のないマリオットポイントです。カタール航空とも勿論提携しています。
マリオットアメックスプレミアムをマリオットボンヴォイ参加ホテルで使うとでじゃんじゃん貯まります。
マリオットポイントのマイルへの交換方法はこちらにまとめました。
ちょっと面白いのがカタール航空はブリティッシュエアウェイズと提携していて、Avios(マイル)を移動出来るんです。
JAL国内線なども取りやすいBAのAviosにひとまず交換して、必要な分をカタール航空に移動するのもおすすめ。
マリオットポイントで気をつけたい交換先がアメリカン航空です。
ワンワールドに加盟している為JALマイルと同様の提携社特典航空券の使い方ができ、必要マイル数が少ない事が多く、一瞬お得に見えるのですが。
マリオットポイントは60,000ポイントをまとめてマイルに交換すると20,000マイルに加え5,000マイルのボーナスポイントがもらえますが、アメリカン航空はボーナスマイル対象外でレートが下がります。
結局マリオットポイントの必要数がJALとほぼ変わらない為、私なら日本人にとって使い勝手の良いJALマイルを選びます。
かかったマイルと費用、カタール航空は燃油サーチャージなし
| カタール航空Avios(マイル)数 | 1人120,000マイル 2人240,000マイル |
| 諸費用 | 1人14,390円 2人28,780円 |
カタール航空ってそもそも燃油サーチャージかからないんですって、素晴らしいですよね:）
ちなみにJALマイルだったら1人100,000マイルと、2万マイルしか変わりません。
特典航空券の取りやすさは、そりゃカタール航空直接の方が全然空席あるので、こういったマリオットポイントの使い方はとってもお勧めです♡
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おわりに
世界最高峰のビジネスクラス、憧れのQスイートのフライトは凄く楽しかったです。
ドア付きの個室で家族とダブルベッドで寛げるって、もう異次元ですよね。
マリオットポイントを貯めてる方や、JALマイラーは達成しやすい目標だと思いますので、是非是非、特典航空券で素敵な旅行をしてみて下さい♡
もしくはお安いエコノミークラスが予約出来たら、有償でアップグレードするのもアリだと思います。
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私は最近ポイントをホテル宿泊には殆ど使っていないので、結構たっぷり貯まっています。
高い燃油サーチャージがかからないよう好きなマイレージに交換出来るので、益々便利さを感じています。
ポイントをホテルで使うも良し、マイルに変えるも良し、ご自身の旅行スタイルや気分に合わせられるのは、本当に強い！
- 本来25泊必要なマリオットボンヴォイのゴールドエリート資格を無条件で付与
- お部屋のアップグレード、14時までのレイトチェックアウト特典
- 決済で貯まるマリオットボンヴォイポイントでリッツカールトンなどラグジュアリーホテルに無料宿泊が叶う
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